2011年の日記

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★祝★ 手話通訳士合格 2011年2月4日(金)

手話通訳士2名が誕生しました!
Tさん、Nさん。おめでとうございます!

メモリーレッスン・サマリートレーニング 2011年2月7日(月)

短期記憶を鍛えたり、聞き取りで、要旨をつかむ訓練を行いました。これは基本に返った学習方法です。

話し手の概念を伝えるのが、要約筆記ですが同じ話を聞いても、つかんだ内容は皆それぞれ違います。

「伝える」ことは難しいですね。

AmiVoice(アミボイス)を使ってみよう 2011年2月16日(水)

AmiVoice(アミボイス)を、ご存じですか?知ってる方は、音声情報に精通している方ですね。
音声情報を音声認識ソフトです。

この日、
会長 : 「持ってきたよー♪」と、ニコニコとソフトを取り出しました。
歩歩の会長は新しい挑戦をするとき、わくわくするのか、いつになくニコニコです。
私たち会員は何が起こるかどきどきわくわくです^_^;

数年前から音声認識ソフトには、Via Voice・ドラゴンスピーチ〉などがありますが、これらは話し言葉なのに記号が入ったり、読解が必要で読めるものではなかったらしい。

さて、AmiVoiceはどうでしょう。

以下、想像してください。

「えーと、何から話そう」

「おお!賢い」

「わー!自分の声が全部文字になるから話しにくい」

「違うって!そうじゃない!そんなこと言ってない」

「滑舌が悪いのか?もっと、ゆっくり話す?」

「そうかぁ~、イントネーションの問題?」

「今、考えてるね!おお!偉い」

と、会長のお試しが終わり。

二番手は私(M)。
滑舌の悪さは、自他共に認めている。

みんなの期待?を背負って、試してみた♪

何にでも興味を持つ私は、嬉し楽しい。
そして、みんなの期待通りに…。

すぐ、笑いを取ることができた(^▽^)v

AmiVoiceは、私の言葉は宇宙語に聞こえるらしい。

一生懸命、単語を並べて表記してくれた。

仲間は、涙を流し体をよじりながら「うわー!!これはたまらん♪面白い」と、楽しい勉強会でした♪

〈出された感想〉

●AmiVoiceは、けんしょう炎を防いでくれる。

●テープ起こしに使えそう。

●文や文字を訂正するには、スクロールが速くスクリーン表示中に行うことは難しい。

●今までの音声認識ソフトより、ずっと改良されていて驚いた。

パソコンのリカバリとメモリ増設 2011年3241日(木)

新年度を迎える前に、パソコンのリカバリを頼まれました!

ソフトがたくさん入っていると大変です。

リカバリとは、OS(オペレーティングシステム)を、購入時の状態(綺麗な状態)にすることです。

リカバリすると、とっても遅い動きのパソコンが良い動きをしてくれます。

青い画面(ブルーバック)や、黒い画面に分からない英語が出だしたという時、お試しください。

パソコン4台を並べ、マニュアルを読みつつ開始。

これは・・・。附属のCDが必要なのね~。と、昔を思い出して懐かしい。
みんなで同時に行うので、安心リカバリ♪

リカバリが終わってから、メモリの増設もしてみよう!と、言い出すSさん(我が歩歩 副会長)。

おぉ!なんでもできる!!

私(M)の数年前のお話。

何でも挑戦したい私は、とあるお店でMEの為にメモリを購入。

さて、自宅でやってみようと店員さんに気をつけることを聞いてみた。

「静電気があると、感電することもある」

「命のような所なので、間違えるとパソコンは使えなくなる」

「間違えばパソコンにとって、致命的」など、かなり脅されて、やる気を失うと同時に壊れては大変!と、数千円を払った思い出を持っている(*T□T)

Sさんはテキパキとバッテリーを外し、どこから持ってきたのか、メモリーを入れた!あれまぁ~!!の間に、終了。

「認識されてる♪」と笑顔(∩.∩)

あの時の数千円は、何だったの~(*T□T)という、お昼の勉強会でした♪

手書き要約とパソコン要約 2011年6月9日(木)

書けるし打てる!新人Tさんからの勉強会の報告です。

↓↓↓(∩.∩)

OHCを使っての手書きと、パソコン要約筆記を併せて行ないました。

手書き 1ペア、パソコン 2ペアで メンバーチェンジしつつ、要約を行いました。

手書きとパソコンを並べて見比べると同じ内容の情報保障なのに、なんだか印象が違って見えます。

みなさんの手書きを見て「わー、字がきれい!」「よくまとまってる!」「あんな難しい漢字、よく書けるわね~」と、 感心しまくりの私でした。

いざ自分がやってみると、字が汚いわ、書けないわ、漢字間違うわ。

講座で受講して以来の、久々の手書きは散々なもので、 いやな汗を、かいちゃいました・・・^_^;

パソコンや手書き、それぞれの良さや難しさを改めて感じた勉強会でした。

~~~~~~~~~~~~~

Tさん、ご報告ありがとうございました。
きちんと書けていたし、打ててましたよ~(∩.∩)

「写真を撮りま~す」と、Kさん(参加者は、写真の手前に逃げてます)((((((((((っ・0・)っ
撮影・画像提供を、ありがとうございました。
比べながらの見直しによって、要約力の勉強もできました。

Nさんのアドバイスを受けながら久しぶりに、ペンも握ってしまった私(M)♪

漢字を思い出していると、話の内容は忘れます。

あと一文字が行内に入らず、悩んでいると話は流れていきます(T T;)

あー!!うー!と言いながら手書きの難しさを感じつつ、楽しく手書きの練習も行えました♪

OHPは、現在製造中止となったものも多く、部品がなくなるとのことです。

今は、OHCの時代なんですね。

2011年7月30日(土)

今日は、ずっと歩歩日記に書いてよいものかと、迷っていたことを書きますね。

5月と7月に大切な方を、お見送りしました。

パートナー歩歩にとっても、この愛媛県松山市の視聴覚障害者に関わる全ての方にとっても、大切な方でした。

パソコン要約で一緒に並んで打ち、育てていただいた大好きな先輩。

人工内耳の説明を快く引き受けていただき、歩歩の活躍を応援し支えてくださった人工内耳友の会 会長。
お二人の笑顔と声が、今でも思い出されます。

声を出す力も無く「ありがとう」を伝えたくて、残った力で差し出された手。
私のほうこそ、たくさんたくさん支えていただいて見守っていただけたことを感謝しています。

やっぱり居ない・・・。会えなくなっちゃったんですね。まだ、悲しくて寂しいです。

一緒に居るとホッとする不思議な方でした。
会うといつも楽しくて、気持ちを軽くしていただきました。
病床でいただいた言葉も、ありがたかったです。
これからも、いろいろなことを頑張ってみますね。
たくさんたくさん、ありがとうございました。

天国では、いつものように たくさん笑って過ごされていますか?

そちらでも、いろいろな人と人とを結んで仲間を増やし、人を支えているのでしょうか?

もう苦痛も無く、過ごされているのでしょうね。

残してくださった思い出が、多くて大っきいです!

心より、ご冥福をお祈りしています。

私もいつか行くから・・・って天国に行けるのかなぁ~(^_^;

その時また、いつものようにお話させてくださいね。

これからも、みんなで頑張ります。

Web担当者 Mより

聴覚ボランティア連絡協議会の報告 2011年8月1日(月)

連絡協議会、参加者からの報告を聞きながら、2チームに分かれて打ち、その後、比べながら検証を行いました。

〈報告内容〉

「聴覚障害者にやさしい街づくり」

九州産業大学国際文化学部 臨床心理学科教授  倉知 延章氏(くらち のぶあき)

聞こえない障がいは、心身機能・構造の障害が多い。

失聴の時期により、コミュニケーション能力に影響する。

難聴者のコミュニケーション問題は、性格の問題と思われるが、情報障害によるもの。

聞こえない人には書けば良いと思われるが、読み書き能力が不十分なため理解しにくい。

5歳前に失聴すると、日本語も分からないし、言葉の出し方も分からない。

その不十分な日本語力を、健聴者は分からない。

あたり前の常識も、分からないことが多い。

例えば

制限速度30キロと書かれている道路を、ほとんどの人が40~50キロで走行している。

難聴者は車の流れへの配慮をすることなく、ひたすら30キロを守る。

車の流れに合わせる当たり前の常識が分からない。

その当たり前の常識が分からないとはどういうことか。

健聴者が、海外に一人で行くのと同じ。

文化も違うし言葉も違う。

知らない常識、得られない情報の中で生活することと同じ。

コミュニケーション能力の障害は、情報障害によるものといえる。

いろいろな人と関わり、コミュニケーション力を持つことが大切。

充実した生活を送るために、その関わりを地域に広げていくことも大切。

自分のためならどうにかしようとするが、困るのは聞こえない人だけと億劫がらず、聴覚障害者と聴者が、仲よく共にお互いを尊重し、いろいろな活動を行うグループを街に広げて、地域社会資源へのネットワークを作りましょう。

という、内容でした。

2011年10月29日(土)

市内にある『花火』で、新人歓迎会が行われました。

印象的だった自己紹介をご紹介します。

監事のKさん。

「歩歩を立ち上げた時が、10名くらいでした」

うんうん。懐かしい~!!
みんな今より2才は若かった。

「今は会員が30人。
仲間が増えて嬉しい♪
一緒に頑張りましょう!」

うん、嬉しい♪
さすが、監事!
しみじみと
たくさんの思い出が
浮かんできました。

副会長Sさん。

「パソコン要約を始めたのが2000年。
私の講師は、歩歩会長でした」

うわー!そうだったんだ~!!

「お腹が大きな会長が私の先生だった」

計算してみる。
気持ちよく酔っていたが2000年は計算しやすい!そかそかと1人納得する。

「産んでからも会長は、子どもをベビーカーに乗せて講師をしていた」と、副会長が懐かしむ。

2人の記憶は、11年前と、さらに若くなった。

歴史を感じながら、要約筆記の重みも感じながらの会員一同でした。

これからも、みんなで頑張りましょう!!

【イベント】~耳と目で聴く~「アラスカ・フォトライブ」 2011年11月27日(日)

歩歩初のイベント!

準備から手探りで、本番を迎えるまでドタバタ。

当日はハラハラドキドキ。

申し込みが少なく心配しましたが、おかげさまで113名のお客様が来てくださいました。

チラシやポストカードを配ってくださった皆さん。

告知記事を掲載してくださったマスコミの皆さん。

どうもありがとうございました!

事故や大きなトラブルなく終了できたのは、お客様のご協力と、働き者の歩歩メンバーのおかげですね(^^)

補聴器の展示や相談などの出展をお願いした、『えひめ補聴器センター』さんも「日曜でお休みだからいいですよ」と、
気っぷの良いお返事!

紹介してくださった歩歩メンバーHさん、ありがとうございました(*^_^*)

当日はどうしても磁気誘導ループを設置したかったんですが、会場の設備が一筋縄ではいかず、ループメーカーのソナールさんに親身に相談に乗っていただいたおかげで、本番でも無事にループから音が聞こえました!

このループのテストをはじめ、講師の松本紀生さんには本番前からお世話になりっぱなしでした。

聴覚障害者への配慮や、パソコン要約筆記、手話通訳への配慮など、ややこしいお願いも厚かましくたくさんしたんですが、嫌がることなく、むしろ好奇心を持って一緒に考えてくださいました。

いつもこういう講師ならどんなに良いでしょう~!優しくてスマートでしかも男前!とても素敵な方です♪

松本さんの写真は美しいだけではなくて、すべての命や自然に対する愛情や畏敬の思いが込められているようで、すごく胸を打たれます。

本番では、その写真が撮られるまでの過程のお話を伺うこともできました。

夏は蚊の大群!

30分刺されたら人が失血死してしまうと言われる恐ろしい巨大な蚊。

自分の血をたっぷり吸ってお腹を真っ赤にふくらませた蚊でも、松本さんは叩くことなくカメラに納めてしまうんです。

不快なはずの蚊でさえも、松本さんは愛すべき命として撮ってしまう。

大きな大きな方です。

アラスカの短い夏を精一杯に生きる命たちは、生命力と喜びに満ちて輝いています!

冬のオーロラももちろん魅力的だけど、私は行くなら夏かも~(*^_^*)

苔に被われた世界は、「もののけ姫」のシシ神の森のよう。

くるぶしまで埋まるような深い苔の絨毯をゆっくり踏みしめてみた~い♪

冬は打って変わってマイナス40度の寒さと猛吹雪!
迎えの飛行機のために、一歩一歩踏み固めて作った数百メートルの滑走路も、あっという間に雪が消してしまう。

それでも、めげずにまた一歩一歩、一からやり直すそうです。

冬のお目当てはオーロラ。
こだわりの撮影ポイントは悪条件なんですが、それでも求める一瞬のために、何日も何週間も、寝ずの番(一晩中、寒さをしのぐために大きなかまくらの周りを歩き続けるそうです!)をして待ち続ける。

松本さんは、苦労を自慢するようなところがなくて、さらっと、日常のひとこまのようにお話されるんです。

アラスカの美しい自然を撮るという目的のために努力を惜しまない、というか、努力そのものも楽しんでしまっているような印象さえ受けるんです。

一つ間違えば命を落としかねない大自然と、真剣に誠実に向き合って撮られた松本さんの写真。

そしてとても貴重なビデオの数々も、惜しげもなくたくさん見せてくださって、癒されるやら感動するやら、松本さんのトークに笑わせられるやら、濃密な時間でした。

今度は観客としてゆっくりフォトライブに浸りたいです(*^_^*)

  

歩歩メンバーで当日参加できなかったみんな、通訳担当でゆっくり見られなかったみんな、きっと行きましょうね~(^o^)/

歩歩会長 Yより

前ロール作成 2011年12月5日(月)

参加者:Sさん・Tさん・J先生・Y会長・S副会長

お休みのメールがどんどん入ってくる中、7時前まで1人で、どうしよう・・・と。

会長が来るのは分かっていたので、とりあえず待とう。

Sさんが来られて、2人で何をするかを話し合い、カラオケリモコンをしてみたいというリクエストに準備を始めていると、あとの3人登場。

ほっ!!

曲は生歌で・・・と言っていたのですが、会長のパソコンにある音源からいきものがかりの「さくら」に決定。

ワードから前ロールを作る練習をTさんが体験。

以前、ワードから前ロールを作っていたら空白が行頭に1つあって大変だったこと。

見えない空白に私もお手上げ状態だったことも。

これはインデント。

ワードの段階で形成してからコピペしたら大丈夫とアドバイスを受け、問題解決。

Sさんは、カラオケリモコンのウインドウを出して操作説明を受けて準備万端。

両手で操作しようとするのを、練習の段階で片手操作に慣れましょうと。

焦る必要はないのだから。

失敗してもいいのだから。

何事も経験です。

ろう学校では、白字表示の漢字にルビ(黄色)付で表示するけど、カラオケリモコンをするとルビの色はどうなるのかな?の質問も。

百聞は一見にしかずで、上付きルビの体験もと、盛りだくさんの内容。

いざ、本番!!

音楽に合わせて色を変えていく大変さを知り、前ロールをタイミングよく出していく大変さを知り、ルビもカラオケリモコンの色に変わっていくのを確認できました。
あとは練習あるのみ!!

J先生にフォトライブの写真を見せていただいて情報保障担当で周りが見えていなかったのですが、皆さんの動きがよく分かりました(^_^)v

Skypeの話も出て、今週の金曜日の夜10時からSkypeを立ち上げて、インターネットでIPtalkを使ってみることに。

学習会をお休みされた皆さんも、ぜひ!!

金曜日のSkypeでIPtalk体験をしませんか?

以上、副会長Sさんからの ご報告でした。

 

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